美しい動画を映し出すことができる電子看板のデジタルサイネージが普及をしていますが、用途は宣伝用の他、案内表示用としての利用もあり、公共の施設でも活用されていることが目立ちます。店舗経営を行っている方は、店先に自立できるスタンド型を設置して宣伝を行っていることも多いのですが、デジタルサイネージは異なる使い方も行うことができます。事例の中では比較的大きな規模の商業施設を運営している企業が、施設内には沢山のテナント店がある環境下では、1階部分など適切な位置の壁一面に十分なサイズのデジタルサイネージをパネルのようにして壁面設置を行う使い方があります。目的はテナントとして出店している各店舗から月額料金を徴収してデジタルサイネージで宣伝をする用途があり、不動産物件のように商売用の看板として用いることも可能です。
契約を結ぶテナント側では、1階部分に自店舗の宣伝をデジタルサイネージに映し出し、画面には店名の他、階数を表示させる方法で集客力をアップさせることに成功できる可能性が一段と高まります。勿論、テナント店の敷地内に設置をする方法も採用されていますが、商業施設の利用者からの視点では、エントランスでまずは興味を持ってもらうことで、利用者は該当するお店をお目当てに入店する確率をアップさせられる可能性もあります。特に商業施設の中でも目立ちにくい位置で出店をしている場合では、月額料を支払っても利用する価値を見い出せます。