システム開発では多数の人員を配置しますが、もっとも多く配置されるのがプログラマーです。システム開発ではプログラマの他に営業やシステムエンジニア、保守要員と多数の人材がいますが、プログラマーは他の部署からすぐに応援に出せない、育てるのに時間のかかる人員でもあります。プロジェクトによっては派遣社員や協力会社からの人員で対応する場合も多いですが、自社で行う場合にはシステム開発の受注を受ける際に人員の問題がないか注意が必要です。システム開発に使われるプログラム言語は主にC、Java、C＃などが多くなっていますが、古いタイプの場合はCobolなども利用されることが多いです。
どの言語も共通しているのは仕様書が不完全だとコーディングも不完全になるということです。長年行っている業務を肩代わりするプログラムの場合は比較的仕様書がしっかり作れると言われていますが、新規の業務の場合は臨機応変に対応することが求められ、仕様書も自由度が高く、完成度が低くなることも多いようです。利用されるプログラム言語はどの言語も厳しい業務でも耐えられるようになっていますが、仕様書が不完全の場合は不具合が発生しやすいようです。このような場合は、プロトタイプ型の開発手法を利用して実際の業務に適用し、機能の洗い出しをさらに行なうことも行なわれています。
本番稼働後も修正できる契約であれば問題ありませんが、できない場合は工期の見直しも必要なことが多いようです