デジタルサイネージはディスプレイに動画や静止画などのコンテンツを表示して広告や看板、掲示板などに利用するためのシステムです。店舗や売り場、レジ付近などに設置すると商品を視覚的にアピールできます。写真や動画で視覚的に商品を印象付けることが可能なだけでなく、接客時の説明にも役立ちます。社内の休憩室や社員食堂、工場や倉庫などにデジタルサイネージを設置するとスタッフ間で効率的に情報を共有できます。
資料を印刷して配布する手間やコストを省くことができるというメリットもあります。オフィスの受付やセミナー会場、病院や学校の他に塾や図書館など様々な場所でデジタルサイネージが活躍しています。受付などではスケジュールや施設内に関する質問が多いため、デジタルサイネージを設置すればスタッフの負担を軽減できます。ホテルのロビーやショッピングセンターなどでは、外国人を対象として複数言語のコンテンツを配信することも可能です。
デジタルサイネージにはスタンドアロンタイプとネットワークタイプの2種類が存在します。前者はデータをメモリーに登録するだけで簡単に表示させることができます。コストを抑えて1台から導入したい場合にはスタンドアロンタイプを選ぶとよいでしょう。ネットワークタイプは、インターネットやローカルネットワークを使って複数の場所に同一の情報を一斉配信できます。
異なる店舗やフロアなどで同一の情報を配信したい場合や、リアルタイムに情報を更新したい場合もこのタイプを選ぶのがおすすめです。