アジスロマイシンは感染率の高い口唇ヘルペスの治療薬

アジスロマイシンは感染率の高い口唇ヘルペスの治療に使うことができます。口唇ヘルペスとは、ヘルペスウイルスによって唇の周りに水ぶくれができる感染症です。子どもの時に家族間で感染して、ウイルスが潜伏しているため感染率が高まります。風邪を引いたり紫外線に当たったりすると免疫力が低下するので、ウイルスが作用して症状が現れます。症状が出ていない成人を含めた感染率は50%とされ、年齢が高くなるにつれて感染する人も増えています。データによっては、70歳以上のほとんどが感染しています。口唇ヘルペスは一度治っても、ウイルスが潜伏して再発することがあります。再発すると唇がピリピリし始め、半日以内に赤く腫れます。この時期にウイルスが繁殖を進め、1日~3日後に腫れた部分に水膨れが出て、かさぶたができると次第に治ります。アトピー性皮膚炎の人は、皮膚のバリア機能が低下した状態なので、皮膚からウイルスに感染して広範囲に影響を与える恐れがあります。治療薬のアジスロマイシンは、マクロライド系の抗生物質です。ジスロマックの特許が切れてジェネリック医薬品として開発されたので、コストを抑えて製造しています。日本では医師の処方によって入手できます。主成分のアジスロマイシン水和物は、細菌が増えるのを抑制する効果があります。1回2錠を3日間続けます。アジスロマイシンは副作用の少ない薬ですが、時々下痢などの胃腸障害を引き起こします。よって普段から胃腸が弱くて胃痛や下痢を多発する人は、錠剤の量を半分にすることがあります。市販されているヘルペスの薬は、あくまでも再発を予防するものなので、初めて症状が出た人は、医師の診断を受けるのが良いです。